宗教法人仏護山 東漸寺

葬儀について

  • 葬儀

当山では日蓮宗の法式に則り、故人さまのご安寧と霊山浄土への旅立ちつつがなきことをご祈念いたします。当山の葬儀の流れを簡約して説明させていただきます。
お寺とのつながりが久しくなった方や、手順が分からずお困りの方も、まずは上東漸寺にご連絡の上ご相談ください。

ご葬儀の流れ

❶ 枕経
ご家族、有縁の方がお亡くなりになられましたら、まずは当山へご連絡ください。

佛護山東漸寺 TEL 054-385-2442

ご連絡がありましたら、当山の僧侶が枕経に伺います。
枕経終了後、通夜・葬儀等の日程、葬儀を執り行う会場を相談させていただきます。なお、友引の日は斎場(火葬場)がお休みの日なので葬儀は執り行えません。

※通夜、葬儀は東漸寺本堂で執り行うことが出来ます。その場合、通夜・葬儀の会場費として五万円のご負担をいただきます。

枕経について
枕経とは一般的に大切な方が亡くなられてから一番初めに僧侶があげる読経のことです。昔は亡くなる方と共に読経していました。臨終間近の方が少しでも心の安寧を得られるたま、また霊山浄土へ無事に旅立てるように読経を行いました。
❷ 葬儀内容の打ち合わせ
通夜・葬儀の日程と会場が決まりましたら、日を改めていただき(枕経当日でも構いません)、葬儀内容の相談のために当山へご来山ください。葬儀の形態について、また法号を決めていただく打ち合わせを行います。
※葬儀の形態 一人葬(導師一人で行う葬儀)、二人葬(導師と役僧一人の二人で行う葬儀)、三人葬、四人葬など。住職とご相談ください。
※法号 日蓮宗では戒名のことを法号といいます。宗祖日蓮聖人の教えに帰依され、信仰を持たれた方にその証として授与されます。法号には6字法号、院日号、居士大姉など様々なものがあります。ご先祖様の法号を確認されたり、住職とご相談をされて法号をお決めください。
❸ 通夜について
葬儀の前日に執り行われるのが通夜です。通夜はお釈迦さまが入滅された時、悲しむ弟子たちが夜を通してお釈迦様の思い出を語り合い、偲んだことに由来しています。故人を偲び、故人の思い出を語り合い、追悼する大事な時間です。
当日は当山の僧侶が日蓮宗の法式に則り、通夜の式を執り行い、式終了後には法話をさせていただきます。
❹ 葬儀当日の流れ
出棺経ののち、花化粧、釘打ちなど出棺の準備、出棺して火葬場にて火葬、骨上げを行い、その後会場(東漸寺またはセレモニーホール)にて日蓮宗の法式に則った葬儀式を行い、式終了後に当山墓所にて納骨、納骨終了後に(取り越し)初七日法要を行うのが一般的な流れになります。
※葬儀の後に出棺、火葬を行うこともあります。また、初七日法要を葬儀の式中に行うこともあります。
❺ 葬儀のあとに行うこと
〇お寺にお墓がある檀信徒の方は、葬儀終了後に納骨を行います。
※お墓がない場合、当山でご霊位のご遺骨をお預かりいて、今後どのようにするか相談させていただきます。
また、納骨は四十九日忌の時でも構いません。

〇次に四十九日忌の日程を決めていただきます。四十九日忌はご霊位の四十九日間にわたる仏さまの世界への旅路の一区切りになる大切なご供養になります。
(ご霊位は亡くなられたのち、霊山浄土への旅路につきます。七日ごとにご霊位の生前の全ての行いが祓れます。七日ごとにご遺族は手を合わせ、ご霊位の仏さまへの旅路が無事であることを祈ります。三十五日目の閻魔法皇による裁判ののち、四十九日目に霊山浄土へ到着すると言われております。)
四十九日間はご遺族のみなさまにとっても忌中となります。

〇四十九日忌の日程が決まりましたら、漆塗りのお位牌をご注文ください。
※業者への注文はお寺が代行することもできます。
漆のお位牌が業者より届きましたら、四十九日忌の際にお持ちください。開眼(魂入れ)をさせていただきます。

法要について

  • 法要
  • 法要

● 四十九日忌法要

故人さまが亡くなってから四十九日目に忌中が明けて、日蓮宗では故人さまは霊山浄土へ旅立たれます。その為、ご遺族、ご近親者にお集まりいただき、忌明けの法要を行います。


葬儀にて使用された仏具(門牌、白木のお位牌、野膳など)は四十九日忌法要の際にお寺へとお持ちください。お預かりして、お焚きあげさせていただきます。


四十九日忌の際には故人さまへのお供物(本堂用)をご用意ください。四十九日餅、果物、お菓子、生花など。※全て寺で用意することも出来ます。ご希望ありましたらお伝えください。
また、漆のお位牌、故人さまのご遺影、墓所用の生花もお持ちください。

● その後の年回忌法要について

一周忌(一年後)→三回忌(二年後)→七回忌(六年後)→十三回忌(十二年後)→十七回忌(十六年後)→二十三回忌(二十二年後)→二十七回忌(二十六年後)→三十三回忌(三十二年後)→五十回忌(四十九年後)


上記のように節目節目にご供養の法要を行います。また、月命日、ご命日のご供養も墓所にて行っております。ご希望の方がいらっしゃいましたらご連絡ください。
※仏事について分からないことがありましたらいつでもご相談ください。

お墓について

新規墓地の募集
東漸寺では新規墓地の永代使用の募集を受け付けております。後継者がいない場合でも、責任持って無縁墓に改装し、いつまでも見守らせていただきます。
永代供養について
昨今、少子高齢化や核家族化が進み、お寺にお墓があっても事情によりお墓を継ぐ人がいない、守る人がいないとのご相談を受けることが多くなりました。そのような世情により、お墓仕舞いをし、その後はお寺が施主に代わって、生前の契約により、境内内の永代供養堂にてご霊位を見守り、ご供養をさせていただく永代供養を行わせていただいております。ご希望の方は寺までご連絡ください。詳細はその折にお伝えします。
簡易墓について
昨今の世情を鑑み、東漸寺では簡易墓を新設いたしました。小規模の墓石等を寺で建立し、そのお墓を一定の期間お貸しいたします。家名掘りやデザインも可能です。まずは十年間お貸しし、その後契約の見直しをしていただきます。(契約中は当山の檀信徒扱いになります。)ご家族単位以外でも、ご夫婦、ご友人同士で使用していただいても構いません。ご興味のある方は寺までご連絡ください。詳細はその折にお伝えします。
ペット供養について
私たち人間だけではなく、動物や草木にも仏さまは備わっていると仏教経典の『涅槃経』にて説かれております。ペットも大切なご家族としてのご供養を承ります。当山では見晴らしの良い境内地にペット供養墓を用意しております。ご希望の方には、大切なペットの葬儀、ご納骨を承ります。いつでもお寺へご相談ください。
※年間ごとの管理料はいただきません。永代使用権が含まれます。また、ペットが亡くなられた際には、火葬等を引き受けてくれるペット葬専門業者を紹介いたします。
宗教法人仏護山 東漸寺